ブラック企業に転職しない為のチェックポイントとは?

どうして?ブラック企業ばかりに転職してしまう

転職してやっとここで落ち着けるかなと思っていたのに、入社してみたらブラック企業そのもの・・・また転職を考える・・・という方も現代、非常に多くなっています。

ブラック企業に転職してしまう女性の多くが、「転職をしっかり考えず衝動的に感情に任せて転職している」ということが挙げられます。

人間関係がうまくいかず衝動的に退職、とにかくこの会社を出られるのならどこでもいい・・と転職したところ、ブラックだった・・・ということが多いのです。

転職する際には自己分析をしっかり行い、アドバイザーなどに相談しながら将来を見据えてしっかりと転職することを考えるべきなのです。
まずは冷静になる事、そしてブラック企業かどうか見極める力を持ちましょう。

離職率が高い・・・勤続年数が低い

ブラック企業の多くは退職者が多く、勤続年数が短いという特徴があります。
職場の環境が劣悪なので長く職場にとどまる人が少ないのです。
こうした企業の場合、どんどん退職していくのでどんどん積極採用しています。

離職率や平均勤続年数などがどのくらいあるのか、またブラック企業と呼ばれる話の中に、その企業が入っていないかどうか、確認しなければなりません。

例外として、昇進の条件が限定されている場合もあります。
特定の資格試験の合格や、英語の習得が昇進の条件になっている場合、条件のクリアが難しく昇進が望めない人達が退職していくのです。
この場合は条件をクリアできる人にはマイナス要素になりません。
自主学習する時間が無いという場合は、自宅で利用できるeラーニングやオンライン英会話を利用して、少しずつ学習を進めましょう。

残業数と有給休暇取得率も重要

少しくらい残業があっても、今の職場にいるよりまし・・・なんて思っていると悲惨な目にあいます。

求人票には労働時間以外、残業の平均数がかかれていますが、その時間数が働いてみると残業まみれということも少なくありません。
こうした残業が多いかどうかということは、噂になっていることが多いですし、転職者の掲示板などをみると、残業が多い企業として話が出てきてる可能性もあります。

残業時間数を調べるということと、残業代についてしっかりと支払いされているかどうかも合わせて調べます。

またブラック企業の多くが、有給休暇があっても取得できない状況があります。
取得率についてしっかりと明記されている企業は問題ありませんが、もし書かれていないようなら、面接の際に確認し、回答が確かなものでない場合には、ブラックかもしれないと疑う方がいいのかもしれません。

面接にいったら社内をよく見てくること

面接の際に、その会社を見ることになりますが、働いている方々に覇気がなく、態度がよくない、挨拶もしっかりしない、笑顔が少なく社内が整理整頓されていないという場合、ブラックかもしれません。

ブラックといかないまでも、職場環境がよい状態なら新しく入るかもしれない社員の方に対してにこやかに対応するところが多いです。
今働いている社員の対応についても面接の際にしっかり見ておくことをお勧めします。
また、社員以外にも会社の設備面をチェックするのもよいでしょう。
特に定時の時間帯に訪問をする場合にはどう出勤・退勤時間を記録しているかを確認してみてください。

導入されている企業はまだ多数派ではないかもしれませんが、
指紋認証や顔認証など本人確認をきちんと行っている上で時間を記録していると、
出退勤時間を正確に会社が記録していることが多いです。
逆に、本人でなくても時間を記録できるシステムの場合には、
正確な時間が記録されているか、サービス残業などが行われていないか注意する必要があるでしょう。