お酒は古くから百薬の長と呼ばれ、寝る前に少量飲んだり、お風呂に入れたりすることで健康にも美容にも利用されてきました。
大量に飲めば肝臓を傷めることになりますが、酒は料理にも欠かせないものです。

最近甘酒が飲む点滴と呼ばれ、非常に注目を集めていますが、甘酒がダイエットに効果があると評判になっています。
何となく甘酒というと太る？というイメージを持っていた方もいると思うのですが、なぜ甘酒がダイエットに効果的なのでしょうか。

今は寒い季節に体を温める効果があるとして冬場の飲み物というイメージがありますが、実は江戸時代、甘酒は夏の風物詩といわれるほど、夏によく飲まれていました。

暑い夏に負けないように夏バテ効果を期待して夏場に甘酒をのんでいたようです。
近頃はコンビニでもスーパーでも、甘酒を買うことができるようになりましたし、様々な種類があってお好みに合わせてチョイスできるようになっています。

甘酒にはビタミンB2が豊富に含まれていて、肌の機能を活性化する効果が高いといわれています。
この効果によってお肌に水分を保つ効果が得られるのでお肌の弾力が気になる方などには最適かもしれません。

ビタミンB2のほかにも、ビタミンB1、B6、ナイアシンなどの栄養素も豊富で、これらビタミンB群は蛋白質合成に係わるのでお肌を芯から美しくしてくれるといわれています。

シミの原因となるメラニンの生成を抑制する効果のある麹、これも甘酒に豊富です。
美白という面でも、甘酒は効果があるとなれば、女性に飲んでほしい飲み物ということになります。

甘酒にはブドウ糖が含まれていて、血糖値をあげる効果が高いので満腹感が得られます。
ブドウ糖は脳、体を動かすエネルギー源となるので、病気の後などにも効果的といわれています。

飲む点滴と呼ばれるのはブドウ糖が豊富ということからいわれていることで、食事がうまく取れない夏場など、栄養が足りない状態でもエネルギー源を補ってくれます。

ビタミンB群が豊富なので、脂質の代謝を向上させてくれる効果も期待できます。
ダイエット効果があるというのはこうした面の事で、脂肪燃焼効果が高いため、上手く利用することで脂質の代謝を促し、痩せやすい体作りの貢献してくれるといえます。